どこまでも目指していける会社
いつから働いていますか
28歳のときに転職して入社しました。前職は、全く業界の異なるメーカーで営業として働いていました。新卒で就職活動をしていたころは就職氷河期で、就職はしたものの、もう少し違う働き方をしたいと思い、布引に入社しました。
入社当時、どんな仕事をしていましたか
営業として入社した当初、まわりのほとんどの方は新卒入社だったため、中途入社だった自分にとっては劣等感と焦りがありました。その分、お客様からも社内からも頼まれたらなんでもやって、がむしゃらに頑張っていましたね。お客様がほしいと仰るものがあれば何でも自分で探して提供しました。布引は有名メーカーのディーラー会社のため、既存の取り扱い製品だけを取引させていただいていたら問題はなかったのですが、まわりとの差を埋めていくためにも、自分で色々探して取り扱い製品を開拓していきました。今思い返すと、当時自分のやり方で開拓した経験が今になって役に立っているように思います。
現在はどんな仕事をしていますか
今は管理職になり、営業チームのマネジメントをしています。入社してからずっと営業のプレイヤーとして売上を伸ばすことに注力してきましたが、今はプレイヤーを離れマネジメントに注力しています。
マネジメントは営業チームを指導し、円滑に、みんなが気持ちよく働けるように環境を整備することが主な仕事です。私自身これまで「お客様に言われたこと以上のことをやる」という精神で営業を担当して来ました。お客様に言われたことをただお応えするのではなく、その背景・真の目的をつきとめ+αのサービスをもってお応えする。
その+αの仕事は、余計な仕事ではなくサービスを提供する我々商社にとっては一番大切なこと。その意味を伝えることが難しいなと感じています。
世代ごとに感じ方も変わってくるため、世代にあわせて伝え方を工夫しています。会社の近くに提携しているメンタルケアの会社があるのですが、相手への伝え方など定期的に相談したりもしています。福利厚生の一環として会社が負担してくれますし、色々な利用の仕方ができるので他のスタッフにも推奨しています。
印象に残っている出来事はありますか
プレイヤーとして営業をしていた時、布引にとって重要なお客様の担当を任せていただきました。そのお客様がかなり大手企業であったため、布引が商社としてお力になれることはあまりないのではないかと思われるような会社でした。
それでも何かできることはないかと自分なりに試行錯誤し、売上を100倍に伸ばしたことがありました。その時は、すごく達成感がありましたね。
しかしその後、期待通りの評価を受けられず、また「もうこの会社ではやり切った」と感じ、転職を考えたこともありました。それでも自分のやってきたことをしっかり見ていてくれて、引きとめてくださっていた方がいて、今もこうして全力で働いております。
上司との面談を通して会社に自分の思いを伝え、目標を設定し直し、次はマネージャーとして新たなステージに立つことになりました。実際マネジメントをやってみると、まだまだ知らないこと、自分にやれることがある、と日々感じています。
仕事のやりがいについて教えてください
昔は売上を伸ばすことでしたが、今はマネージャーとしてどうあるべきかを学び、新しい事を知っていくことがやりがいですね。ものの伝え方や環境を整えることはもちろん、自分自身の生活態度や意識をあらためて振り返る機会にもなります。自分のことをするのではなく、どうしたらチームが上手くいくのか、どうしたらみんなが楽しく仕事ができて、課題に向かって取り組みやすいか、日々勉強しています。
目指そうと思えば、どこまでも上を目指していけるこの会社だからこそ、まだまだ学びの多い日々を過ごしています。マネジメントに興味があれば誰でも目指すことができますし、海外に行きたいと手を上げれば誰にでもチャンスはあります。どこまででもやれるこの会社で、これからももっと自分を磨いていきたいです。