COLUMNコラム
まえがき
機械が十分な働きをするためには、その機械を形づくっている各々の部品が良く働いて十分に機能をはたす事が必要です。この部品の中で“転がり軸受”は、用途が多岐にわたり、回転部分にはほとんど使われています。このため、日本人の食生活における“米”と同じである事から、転がり軸受は、“機械の米”とも言われております。本資料は転がり軸受について、より上手な使い方を重点に、また特性について説明を加えました。軸受規格と各軸受メーカーカタログと併用して、活用お願い申し上げます。
以上
株式会社布引コアコーポレーション 技術サポートチーム
転がり軸受け解説 項目
- 軸受の形式分類と名称
- 軸受の形式と特徴
- 軸受の選び方
- ①選定の基本
- ②軸受選定の基本的流れ
- ③転がり疲れ寿命
- 軸受の主要寸法と呼び番号
- 軸受の寸法精度と回転精度
- 軸受のはめあいとすきま
- 軸受の配列
- 重要事項
- ①潤滑システムの設計
- ②軸受材料
- ③軸およびハウジング設計
参考文献
- 岡本氏、角田氏:“転がり軸受” その特性と実用設計
- 綿林氏:“転がり軸受の選び方・使い方”日本規格協会
- NSK“転がり軸受総合カタログ” CAT.No.1102
- NSK“NEW BEARING DOCTOR” CAT.No.7005